美味い天麩羅に挑戦

連休で時間的にも精神的にも余裕がありますので、今夜は天麩羅作りに挑戦してみました。

美味い天麩羅を揚げるのは至難の業、とはよく聞きますが、それだけに一度チャレンジしてみたいと思っていたのであります。

スーパーにて茄子、ゴーヤ、エビ、シイタケ、マイタケ、イカ、アスパラ、シシトウ等、ひたすら私好みの食材のみを買い漁るという贅沢をさせていただき、満を持してキッチンに立ちましたとも。

エビの殻をむきむき、野菜どもを切りとばし、イカだけは丸のものがなかったのでお刺身用の切り身を買ってこざるを得なかったのが残念ですが、食材たちを準備して冷蔵庫に冷やしておきました。

それから最難関との呼び声高い衣にとりかかります。……これ、ネットで調べてみたら本当にいろいろなやり方があるんですね。マヨネーズを混ぜたり、炭酸水を使ってみたり。衣のサクサク食感に対する人々の情熱たるや恐るべし。今回はシンプルに、薄力粉と水と卵の白身だけを使うというやり方を採用してみました。

哀れ実験台に選ばれたのは二歳半の我が息子。彼は早く食事を済ませて寝かしてもらわなければなりませんからね。というわけで、これが実は揚げ物初挑戦の私、衣のドロッとした感触に戸惑い、跳ねる油にビビりながらも、なんとかひとつひとつ揚げていきます。さてその出来栄えは……。

結論から言えば、概ね勝利と言えるものになったようです。嫁さんから上出来という言葉を頂きましたので。子供もなんとか、うまいと言って食べてくれました。

なんだろ、食材の水気を切ったり冷やしたりとか、愚直にやったのがよかったんですかね。このところ調子の悪いIHコンロが安定して稼働してくれたのも大きい気がします。嫁さんが子供寝かしつけて戻ってきてからが本番なので、まだまだ油断はできませんが……。いずれにせよ、これからはもっと揚げ物も自分でやってみようかなと思うようになる、いい機会でした。

そうそう、衣に白身だけ使った残りの黄身は、醤油漬けというやつにしてみます。これもまた楽しみです。

では、写真でも撮っとけばよかったなあと思いつつ、ひとまずこの稿を閉じます。